人材確保等支援助成金【外国人労働者就労環境整備助成コース】
外国人労働者は、日本の労働法制や雇用慣行などに関する知識の不足や言語の違いなどから、労働条件・解雇などに関するトラブルが生じやすい傾向にあります。この助成金は、外国人特有の事情に配慮した就労環境の整備を行い、外国人労働者の職場定着に取り組む事業主に対して、その経費の一部を助成するものです。
■支給対象経費
計画期間内に、事業主から外部の機関又は専門家等(以下「外部機関等」という)に対して支払いが完了した以下の経費を対象とします。
①通訳費(外部機関等に委託をするものに限る)
②翻訳機器導入費(事業主が購入した雇用労務責任者と外国人労働者の面談に必要な翻訳機器の導入に限り、10万円を上限とする)
③翻訳料(外部機関等に委託をするものに限り、社内マニュアル・標識類等を多言語で整備するのに要する経費を含む)
④弁護士、社会保険労務士等への委託料(外国人労働者の就労環境整備措置に要する委託料に限り、顧問料等は含まない)
⑤社内標識類の設置・改修費(外部機関等に委託をする多言語の標識類に限る)
対象者
①外国人労働者を雇用している事業主であること
②認定を受けた就労環境整備計画に基づき、外国人労働者に対する就労環境整備措置(1及び2の措置に加え、3~5のいずれかを選択)を新たに導入し、外国人労働者に対して実施すること
1雇用労務責任者の選任
2就業規則等の社内規程の多言語化
3苦情・相談体制の整備
4一時帰国のための休暇制度の整備
5社内マニュアル・標識類等の多言語化
③就労環境整備計画期間終了後の一定期間経過後における外国人労働者の離職率が10%以下であること
対象地域
公募期間
補助金額
賃金要件を満たしていない場合 上限額57万円
賃金要件を満たす場合 上限額72万円
補助率
賃金要件を満たしていない場合 支給対象経費の1/2(上限額57万円)
賃金要件を満たす場合 支給対象経費の2/3(上限額72万円)
対象経費
- 専門家経費
- 通訳・翻訳費
- その他
利用・申請方法
詳細参照先
実施組織・支援機関
厚生労働省
お問い合わせ先
公共職業安定所(ハローワーク)または都道府県労働局