アプリ開発に使える補助金は?
アプリ開発をする場合、以下の補助金が使える可能性があります。
- ものづくり補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 事業再構築補助金(中小企業新事業進出促進事業)
ものづくり補助金
アプリ開発において、ものづくり補助金は革新的なDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する最適な制度です。
この補助金は、生産性向上や付加価値額の増加を目指す中小企業の設備投資やシステム構築を後押ししています。
主にAI・デジタル化による業務革新に最大1億円の支援が受けられるのです。
具体的には、AIチャットボットの導入による顧客対応の自動化などが対象です。
このように、ものづくり補助金はChatGPTを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現する強力な支援ツールとなるでしょう。
2024年12月現在、ものづくり補助金の公募は行われておりません。ものづくり補助金は、第18次の公募が終了している状態です。
しかし、12月6日に令和6年度の補正予算案が発表され、2025年度においても、ものづくり補助金は実施されるといった情報がありました。
アプリ開発にものづくり補助金は利用できるので、利用を考えている方は最新の情報をチェックしましょう。
2025年度のものづくり補助金についてまとめたコラムがありますので、参考にしてください。
ものづくり補助金、2025年も実施決定!スケジュールや変更点は?
小規模事業者持続化補助金
中小企業などの小規模事業者が、ITツール活用したアプリ開発に取り組む場合、小規模事業者持続化補助金は使い勝手の良い支援制度です。
この補助金は、小規模事業者の販路開拓等の取り組みを支援するもので、50万円から250万円の補助が受けられます。
手続きが比較的簡単で、小規模事業者でも申請しやすい制度設計となっています。
商品紹介アプリの開発や、接客業務効率化のためのチャットボット開発などが対象です。
加えて、補助金申請時の事業計画書作成支援も受けられます。
このように、持続化補助金は小規模事業者がDX化に踏み出すための、最適な支援制度として位置づけられています。
2025年も小規模事業者持続化補助金は実施される?初回スケジュールを予想!
事業再構築補助金(中小企業新事業進出促進事業)
新分野展開や業態転換を図る企業にとって、アプリ開発は事業再構築補助金の対象として有効な選択肢です。
本補助金は、新たな取り組みによる事業再構築を支援するもので、最大8,000万円という手厚い補助が特徴です。
業種やビジネスモデルの転換を伴うアプリ開発事業であれば、申請要件を満たす可能性が高くなります。
たとえば、従来の対面サービスをAIチャットボットのアプリに置き換えることで、非対面型ビジネスへの転換を図るケースが挙げられます。
このため、事業再構築補助金は、新規事業展開における挑戦を強力にバックアップする制度といえます。
事業再構築補助金は、第12回公募が7月26日に締め切られ、2025年度は事業再構築補助金の後継として中小企業新事業進出促進事業が新たにスタートします。
中小企業新事業進出促進事業は、中小企業の成長を促進する新事業進出や構造転換への投資を重点的に支援する制度です。
中小企業新事業進出促進事業に関して、現時点でわかっている情報をまとめたコラムも参考にしてください。
2025年度新設!中小企業新事業進出促進事業とは?