【2025年最新】イラスト解説!POSレジ導入に使える補助金は?

POSレジ導入をお考えの方必見!POSレジ導入に使える国の補助金を3つ厳選してご紹介します。本コラムでは、補助金の基本情報から活用事例まで詳しく解説。POSレジ導入をお得に進めるためのヒントが満載です。自社に最適な補助金を見つけて、スムーズに導入を始めましょう!
梅沢 博香

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POSレジ導入に使える補助金は?

この記事を監修した専門家

監修専門家: 井上卓也行政書士

井上 卓也

代表・行政書士

補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。

慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。 『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。 リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。

2025年、POSレジ導入に使える補助金は?

2025年、POSレジ導入に使える国の補助金として以下3つが挙げられます。
本コラムでは各補助金の概要と注意点を分かりやすくお伝えします。

  1. IT導入補助金2025
  2. ものづくり補助金
  3. 小規模事業者持続化補助金

IT導入補助金2025

「IT導入補助金」は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的として、業務効率化やDX等に向けた ITツール(ソフトウェア、サービス等)の導入を支援する補助金です。
生産性向上や業務効率化を目的とし、ソフトウェアやクラウドサービスの導入費用を一部支援します。
これにより、IT導入の負担を軽減し、ビジネスの成長をサポートします。
IT導入補助金にはいくつか枠がありますが、POSレジ導入に活用できるのは、ソフトウェアインボイス枠(インボイス対応類型)です。
IT導入補助金の概要の説明

2025年度版!IT導入補助金の概要の詳細はこちら

ソフトウェアインボイス枠(インボイス対応類型)の概要

  • 令和5年10月1日に開始されたインボイス制度への対応に特化した支援枠で、会計・受発注・決済ソフトに加え、PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウェア導入費用も支援します。
  • 小規模事業者は最大4/5補助し、補助下限は無く、安価なITツール導入も支援します。

POSレジ導入のみの導入は補助対象外になるので、必ずソフトウェアをセットで導入します。
POSレジとソフトウェアの補助上限額や補助率は異なるのでご注意ください。

補助対象者

中小企業等の一例

業種分類定義
製造業、建設業、運輸業資本金の額または出資の総額が3億円以下の会社または常時使用する従業員の数が300人以下の会社および個人事業主
卸売業資本金の額または出資の総額が1億円以下の会社または常時使用する従業員の数が100人以下の会社および個人事業主
サービス業(ソフトウェア業又は情報処理サービス業、旅館業を除く)資本金の額または出資の総額が5千万円以下の会社または常時使用する従業員の数が100人以下の会社および個人事業主
小売業資本金の額または出資の総額が5千万円以下の会社または常時使用する従業員の数が50人以下の会社および個人事業主
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ、チューブ製造業、工場用ベルト製造業を除く) 資本金の額または出資の総額が3億円以下の会社または常時使用する従業員の数が900人以下の会社および個人事業主
ソフトウェア業又は情報処理サービス業 資本金の額または出資の総額が3億円以下の会社または常時使用する従業員の数が300人以下の会社および個人事業主
旅館業資本金の額または出資の総額が5千万円以下の会社または常時使用する従業員の数が200人以下の会社および個人事業主 
その他業種(上記以外)資本金の額または出資の総額が3億円以下の会社または常時使用する従業員の数が300人以下の会社および個人事業主

小規模事業者

業種分類定義
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く常時使用する従業員の数が5人以下の会社および個人事業主
サービス業のうち宿泊業・娯楽業常時使用する従業員の数が20人以下の会社および個人事業主
製造業その他常時使用する従業員の数が20人以下の会社および個人事業主
補助額/補助率
ITツールの種類補助額
ソフトウェア1機能:~50万円
2機能以上:~350万円
POSレジ~20万円


ITツールの金額補助率
~50万円以下3/4 (小規模事業者4/5)
50万円~350万円2/3
POSレジなどのハードウェア購入費1/2

補助対象となるPOSレジ

IT導入補助金の対象となるPOSレジは、公式サイトの「ITツール検索」より検索できます。
100種類以上のPOSレジが補助対象になっており、一例として以下のものがあります(2024年10月25日現在)。

POSレジの種類価格特徴
ビジコムPOSレジ「BCPOS」買取270,000円レジ機能に加え、販売・在庫・顧客・ポイント管理ができるPOSシステムです。クレジットカードやスマホ決済にも対応し、キャッシュレス化が可能です。
セミセルフ対対応POSレジ「ハヤレジ」1,225,000円クリニック・薬局向けのセミセルフ対応POSレジシステムです。大手スーパーやコンビニで採用されているグローリー社製の自動釣銭機を使用し、患者様とスタッフのどちらの精算方法にも対応。電子カルテやレセプトコンピュータの約80%以上と連携可能で、会計トラブルやストレスを軽減します。
SquareリテールPOSレジPlus72,000円どんな環境・業態にもマッチする小売ビジネスに最適なPOSシステムです。

例:POSレジの本体としてタブレットを10万円で購入した場合

POSレジや付属品等のハードウェアに対して、1/2以内の補助率が設定されており、最大で20万円が補助されます。
POSレジの本体としてタブレットを10万円で購入した場合、
10万×補助率1/2=補助額5万円になります。
補助額20万円を超えた部分は自己負担になります。

IT導入補助金でPOSレジを導入する際のポイント

IT導入補助金を活用してPOSレジを導入する時の注意点は以下3点です。

  1. IT導入支援事業者からPOSレジを購入する
  2. 補助金の交付決定後にPOSレジの契約・購入を行う
  3. POSレジ導入のみの導入は補助対象外になるので、必ずソフトウェアをセットで導入

1.IT導入支援事業者からPOSレジを購入する

POSレジとソフトウェアは必ずIT導入支援事業者から購入します。
家電量販店やフリマアプリ等のIT導入支援事業者以外から購入すると、例え採択されていたとしても補助金を活用できなくなります。

「IT導入支援事業者」とは?

中小企業・小規模事業者等に対してIT導入補助金を活用したITツールの導入をサポートするパートナーのことです。
どのようなITツールを導入するとよいかといった提案をはじめ、補助に関する問合せへの対応や申請手続きもサポートします。
IT導入支援事業者は、事務局および外部審査委員会による審査の結果、認定されたいわば「国のお墨付きの事業者」でもあります。

IT導入補助金の公式サイトでPOSレジやソフトウェア等のツールを販売しているIT導入支援事業者を検索できます。
「ツール名から探す」の検索窓に「POSレジ」やPOSレジの商品名を入力してIT導入支援事業者を検索し、該当した事業者に連絡を取りましょう。
POSレジを扱うIT導入支援事業者を探す!

2. 補助金の交付決定後にPOSレジの契約・購入を行う

POSレジを購入するのは必ず補助金の交付決定した後です。
ソフトウェアも含め、交付決定前に契約、購入を行なうと採択されても補助金の活用ができません。
交付決定前にPOSレジやソフトの購入をしないようにご注意ください。

3.POSレジ導入のみの導入は補助対象外になるので、必ずソフトウェアをセットで導入

POSレジを購入する場合は必ずソフトウェアと一緒に購入します。
ハードウェアとソフトウェアの補助率は違うのでそれぞれ計算しましょう。

【例:会計ソフトを利用するためにPOSレジを購入する場合】
POSレジ:150,000円
会計ソフト:50,000円

【POSレジ】
150,000円×1/2=7,500円

【会計ソフト】
50,000円×3/4=37,500円
※中小企業の場合

7,500円+37,500円=112,500円
となり、POSレジ+会計ソフトの補助申請可能額は112,500円になります。

補助申請可能額をシュミレーションする!

IT導入補助金の申請の流れ

IT導入補助金の申請方法は以下のとおりです。

  1. 公募要領を確認する
  2. gBizIDプライムのアカウントの取得、SECURITY ACTIONの実施
  3. みらデジ経営チェックの実施
  4. IT導入支援事業者を選定し、導入するITツールを選択する
  5. 交付申請(IT導入支援事業者との共同作成・提出)
  6. 交付決定
  7. ITツールの発注・契約・支払い(補助事業の実施)
  8. 事業実績報告
  9. 補助金交付
  10. 事業実施効果報告

IT導入補助金、IT導入による業務効率化を支援する制度ですが、汎用的なプロセスや単体のハードウェアは対象外です。
また、カスタマイズされたPOSレジやリースも対象外なので注意が必要です。

カフェの活用事例:POSレジ導入で業務効率化とサービス向上!

企業情報:従業員10名のカフェを運営。こだわりの紅茶を提供するカフェ業務に加え、テイクアウトや地域のイベントに参加するなど幅広い顧客層をターゲットにしている。
課題

  • カフェのレジ業務が従来の手作業に依存しており、注文の管理や売上データの処理に時間がかかっていた。
  • 顧客管理も行っておらず、リピーター向けのサービス強化が求められていた。

IT導入補助金を活用し、売上管理や顧客情報管理を効率化できるPOSレジを導入。
結果:POSレジ導入により、注文や売上データが自動で集約され、顧客の購入履歴も一元管理できるようになった。
具体的に以下の成果が得られた。

  • レジ業務の効率が大幅に向上し、ピーク時の待ち時間を短縮。
  • 顧客のリピート利用を促進するためのサービス(ポイントプログラムや会員限定メニュー)を展開できるようになり、売上向上に繋がった。

IT導入補助金の事例POSレジ導入で業務効率化とサービス向上!
2025年度のIT導入補助金の公募スケジュール

現在、全枠の初回公募の申請のみが公式サイトで公開されています。(2025年2月7日現在)
全枠の初回公募は、2025年3月31日(月)から申請が開始します
POSレジが補助対象になるインボイス枠(インボイス対応類型)のスケジュールは以下の通りです。

インボイス枠(インボイス対応類型)

【第一次締切分】
交付申請期間:2025年3月31日(月)受付開始~(予定)
締切日:2025年5月12日(月)(予定)
交付決定日:2025年6月18日(水)(予定)
事業実施期間:交付決定~2025年12月26日(金)17:00(予定)
事業実績報告期限:2025年12月26日(金)(予定)

また、公募ごとの申請スケジュールは以下の通りです。
公募回ごとのスケジュール




「3月31日の申請開始と同時に申請したい!」と言う方は、弊社までお問い合わせください!
弊社はIT導入補助金2025のIT導入支援事業者としてお客様をサポートいたします!
ITツール導入支援を受付している地域は全国です。

弊社は申請総額70億円以上、総申請件数2,000件以上の実績を誇る「補助金申請サポートのプロ」です。
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ものづくり補助金

ものづくり補助金は、中小企業の生産性向上、持続的な賃上げに向けて、 新製品・サービスの開発や生産プロセス等の省力化に必要な 設備投資等を支援する補助金です。
最大で1億円まで支給される可能性があり、事業の競争力強化を目指す企業にとって強力な支援策です。申請には、事業計画の提出が必要で、採択されると費用の一部が補助されます。
ものづくり補助金にはいくつかの枠がありますが、POSレジの導入による店舗全体の売上や生産性の向上を目指す場合、製品・サービス高付加価値化枠が適切な申請枠となります。(単純にPOSレジを導入する場合は対象外です)
この枠は、革新的な製品・サービスの開発に必要な設備やシステム投資を支援するものであり、POSレジの導入によって売上や生産性を高める計画はこの枠に該当します。

ものづくり補助金の概要の詳細はこちら!

製品・サービス高付加価値化枠の概要

製品・サービス高付加価値化枠は、中小企業が革新的な製品やサービスの開発に取り組む際に必要な設備・システム投資を支援するものです。
目的が異なる以下2つの類型があります。

通常類型:革新的な製品やサービス開発のための設備・システム投資を支援します。
成長分野進出(DX・GX)類型:DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーン成長)に資する革新的な製品・サービス開発に必要な投資を支援します。

ものづくり補助金の2つの類型POSレジの導入がDXやGXの推進を伴うものであれば、成長分野進出(DX・GX)類型に申請する方が適切ですが、単に業務効率の向上や新サービス提供を目指すのであれば、通常類型に申請するのが適切です。

補助対象者

ものづくり補助金の補助対象者は、日本国内に本社と補助事業の実施場所があり、決められた条件のいずれかを満たす者に限られます。
中小企業者(組合関連以外)

業種資本金常勤従業員数
製造業、建設業、運輸業、旅行業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業 (ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く)5,000万円100人
小売業5,000万円50人
ゴム製品製造業 (自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く)3億円900人
ソフトウェア業又は情報処理サービス業3億円300人
旅館業5,000万円200人
その他の業種(上記以外)3億円300人

小規模企業者・小規模事業者

業種常勤従業員数
製造業その他20人以下の会社および個人事業主
商業・サービス業5人以下の会社および個人事業主
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下の会社および個人事業主
補助額・補助率
製品・サービス高付加価値化枠
要件革新的な新製品・新サービスの開発によ る高付加価値化
補助上限750万円~2,500万円
補助率中小企業1/2、小規模・再生2/3
補助対象経費機械装置・システム構築費(必須)、技術導入費、専門家経費、運搬費、 クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費 <グローバル枠のみ>海外旅費、通訳・翻訳費、広告宣伝・販売促進費
その他収益納付は求めません。

参考:ものづくり補助金パンフレット

ものづくり補助金の申請の流れ

以下、ものづくり補助金の申請の流れです。

  1. 申請書類を作成して電子申請をする
  2. 採択の有無の決定・通知
  3. 補助対象事業の実施
  4. 補助金事務局へ実績報告と補助金の交付申請
  5. 補助金の交付

飲食料品小売業の活用事例:法人顧客と個人顧客の連動による新たな業態開発とサービス向上

企業情報:コーヒー豆の焙煎、卸売、喫茶を行うカフェ事業部と、法人顧客にコーヒー豆を配達するオフィスコーヒー事業部を展開している企業。
課題:各事業部が多くの法人・個人の顧客会員を保有していたが、会員情報の連動がなく情報が有効活用できていない。
ものづくり補助金を活用して、顧客情報連動システムを搭載したPOSレジを導入。
結果:顧客情報を一元管理して有効活用できるようになった。具体的には、法人会員である勤務先への注文・配達に併せて、個人会員である従業員への注文・配達も応じられるようになった。
ものづくり補助金の事例法人顧客と個人顧客の連動による新たな業態開発とサービス向上.png

ものづくり補助金でPOSレジを導入する際のポイント

ものづくり補助金を活用してPOSレジを導入する時のポイントは、導入目的が「革新的な製品やサービスの開発に取り組むこと」であることです。
そのため、「今使っているレジが古くなったからPOSレジを導入する」等の目的での導入は対象外になります。

2025年度のものづくり補助金の公募スケジュール

ものづくり補助金の第19次公募について、公式な発表はありません。(2025年2月7日現在)
しかし、内閣府の「国民の安心・安全と持続的な成長に向けた総合経済対策」で、ものづくり補助金の充実が図られる文言が見えられるため、第19次公募の実施が見込まれます。

具体的な公募開始時期については、例年の補正予算の閣議決定が12月頃に行われていることから、2025年2~3月の間に公募が開始される可能性があります。
過去の公募スケジュールから2024年度最後の公募となる可能性がある19次公募と2025年度の公募スケジュールを予想しました。

年度公募回公募締切日採択発表日
2024年度19次2025年1~3月頃2025年5月頃
2025年度20次2025年6月頃2025年8月頃
21次2025年9月頃2025年11月頃
22次2025年12月頃2026年2月頃
23次2026年3月頃2026年5月頃

参考:ものづくり補助金公式サイトのスケジュール
ものづくり補助金の公式サイトはこちら!

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とし、持続的な経営に向けた経営計画に基づく 販路開拓の取組を支援する補助金です。

具体的には、販路拡大や業務効率化を目的とした設備投資や広告宣伝費等の費用を補助します。
新たにPOSレジソフトウェアを購入することも、業務効率化(生産性向上)を目的とした費用として補助対象になります。
小規模事業者持続化補助金にはいくつか枠がありますが、本コラムでは最も使いやすい通常枠について紹介します。

小規模事業者持続化補助金の概要の詳細はこちら!

補助対象者

本補助金の補助対象者は、決められた要件を満たす日本国内に所在する小規模事業者(日本国内に居住する個人または日本国内に本店を有する法人)等です。
小規模事業者の条件は以下の通りです。

業種常時使用する従業員
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下
製造業その他20人以下

補助率・補助額

補助上限補助率
50万円2/3

参考:小規模事業者持続化補助金<一般型> 第16回公募
※インボイス特例の要件を満たしている場合は、上記補助上限額に50万円を上乗せします。インボイス特例については、公募要領13ページをご覧ください。
公募要領でインボイス特例について調べる

補助対象となるPOSレジ

対象となるPOSレジは、IT導入補助金のように特定の種類は限定されていませんが、業務効率化(生産性向上)に寄与するPOSレジである必要があります。

POSレジ導入による業務効率化(生産性向上)の具体例
売上データの自動集計売上情報が自動的に集計され、会計業務の効率化が図れる。
顧客データの管理顧客の購入履歴を記録し、リピーター促進のための戦略に活用できる。
ペーパーレスの実現デジタル領収書の発行により、紙の領収書管理の手間が減る。

小規模事業者持続化補助金の申請の流れ

小規模事業者持続化補助金の申請方法は以下のとおりです。

  1. 経営計画書と補助事業計画書の作成
  2. 事業所がある管轄の商工会議所に「事業支援計画書」の交付を依頼
  3. 商工会議所へ申請書を送付
  4. 審査・採択の有無決定
  5. 補助事業の実施
  6. 実績報告書を商工会議所に提出
  7. 補助額の確定・請求
  8. 補助金の交付

電子申請をする場合は補助金申請システムを利用し、gBizIDプライムのアカウントの取得が必要です。

雑貨店の活用事例:POSレジの導入による業務効率化と顧客サービス向上

企業情報:従業員5名の雑貨店を運営。オリジナルのハンドメイド雑貨を中心に、地域の顧客を対象にした販売を行っており、オンラインショップも展開している。
課題
レジ業務が手動で行われており、売上管理や在庫管理が煩雑化していた。
顧客情報の管理が十分でなく、リピーター向けの施策や販売促進ができていなかった。
ものづくり補助金を活用して、顧客情報連動システムを搭載したPOSレジを導入。
結果
レジ操作が簡素化し、在庫状況もリアルタイムで把握できるようになった。
顧客情報を登録することで、リピーター向けの特典サービスやキャンペーンを展開できるようになった。
小規模事業者持続化補助金POSレジの導入による業務効率化と顧客サービス向上.png

小規模事業者持続化補助金でPOSレジを導入する際のポイント

小規模事業者持続化補助金を活用してPOSレジを導入する時のポイントは、パソコンやタブレット端末は補助対象外と言う点です。
そのため、タブレット型POSレジの場合やパソコン型POSレジの場合の導入には本補助金は使えず、POSレジソフトウェアのみ対象になります。
小規模事業者持続化補助金は対象外に該当する製品や事項が多いため、事前にチェックしておきましょう。

2025年度の小規模事業者持続化補助金の公募スケジュール

小規模事業者持続化補助金の17回公募について、公式な発表はありません。(2025年2月7日現在)
過去の公募スケジュールから、2025年度には1~2回程度の公募が予想されます。

現在小規模事業者持続化補助金は、事務局を公募しており2025年1月22日が締め切りです。
この点を踏まえて考えると、17回公募のスケジュールは以下のようになると予想できます。
公募開始時期: 2025年3月頃
申請受付期間:約3か月間
小規模事業者持続化補助金の公式サイトはこちら!

POSレジ導入に使える自治体の補助金

POSレジ導入に活用できる補助金を設けている自治体もあります。
申請期間が設けられていることが多いので、申請の際はご注意ください。
各自治体によって補助金の内容や申請条件が異なるため、詳細はお住まいの自治体の公式ウェブサイトや商工会議所などで確認しましょう。
本コラムでは、POSレジ導入に使える自治体の補助金の一例をご紹介します。

青森県黒石市:ITツール導入・販路開拓支援助成金

黒石商工会議所が主体的にITツールや広告媒体の利用で販路開拓・拡大の取組みを行う場合、その一部を助成します

上限金額・助成額補助率対象事業者
10万円定額当該地域事業者

参考:黒石商工会議所

長野県東御市:6次産業化推進事業補助金

市内産等畜産物の生産・加工・販売を一体的に行うことで、農産物の価値を高め、新たな価値を生み出すことにより自らの事業の多角化・高度化に取り組む農業者・事業者の方へ補助金を交付します。

上限金額・助成額補助率対象事業者
50万円1/2農業法人/農業団体/個人農業者

参考:長野県東御市

兵庫県高砂市:高砂市中小事業者キャッシュレス・DX化支援事業補助金

キャッシュレス・DX化社会の実現化のため、市内の中小事業者が独自に実施する電子商取引やキャッシュレス決済等のデジタル技術を活用した設備の購入等に要する費用について、補助します。

上限金額・助成額補助率対象事業者
10万円2/3中小企業/個人事業主/小規模事業者

参考:兵庫県高砂市

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