「省力化投資補助金カタログ型」とは?
「省力化投資補助金カタログ型」は、中小企業・小規模事業者による人材不足を解消するための設備投資に対する補助金です。
中小企業等の付加価値額や生産性向上を図り、地方の持続的な賃上げを目的としています。
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そもそも「省力化」って何?「省人化」との違いは?
■補助対象となる製品
本補助金に登録した製造事業者が、カタログ登録したIoT、ロボット、AI(人工知能)等
■「省力化投資補助金カタログ型」の特徴
・申請者は本補助金に登録した製造事業者と共同申請する。
・製造事業者はあらかじめ本補助金に製品を登録(カタログ登録)をする。
・申請者はカタログ登録された機器の中から製品を選んで交付申請する。
「省力化投資補助金カタログ型」の公式サイトはこちら!
「省力化投資補助金カタログ型」にカタログ登録するメリットは?
「省力化投資補助金カタログ型」の補助対象になる製品は、本補助金に事業者登録をし、カタログ登録したもののみです。
本補助金を利用する人(申請者)は、本来の半額で製品を購入できます。
そのため、本補助金のカタログ登録をすると、今の販売価格のままで顧客に商品を販売しやすくなります。
以下の生産・販売する製造事業者様にはカタログ登録をおすすめします!
・販売力をアップさせたい
・競合他社に差をつけたい
・会社の認知度を上げたい
カタログ登録の方法
2024年3月下旬からベンダー公募とカタログ登録が行われる予定です。
出典:省力化投資補助金
(1) 各工業会ににカテゴリ登録を要請する
(2) 各工業会に機器申請依頼をする
(3) 証明書が発行される
(4) 製品事業者登録申請/製品登録申請をする
(5) 事務局がカタログ登録をする
「省力化投資補助金カタログ型」のスケジュール
カタログ登録開始:令和6年3月中
第1回公募開始:令和6年3月下旬
申請開始:令和6年4月
申請締切:令和6年5月
製品カテゴリに登録される内容
製品カテゴリに登録される内容は以下12項目です。
(1) 製品カテゴリの名称
(2) 製品カテゴリの定義
(3) 製品カテゴリの対象業種
(4) 製品カテゴリの業務領域
(5) 製品カテゴリの省力化効果
(6) 製品カテゴリの製品の普及率
(7) 製品カテゴリで想定される市場規模
(8) 製品カテゴリにおける省力化指標の算出式
(9) 製品カテゴリにおける省力化指標の基準値
(10)製品カテゴリの製品の製造を行っている主要な事業者
(11)製品カテゴリの使用が想定される中小企業の規模や状況等
(12)製品カテゴリの審査等を担当する工業会等の名称及び連絡先
登録される内容 | 補足 |
製品カテゴリの名称 | |
製品カテゴリの定義 | |
製品カテゴリの対象業種 | 該当製品カテゴリが通常使用されると想定される業種を一つ以上設定する。 設定に際しては、産業分類大分類または中分類またはそれと同等程度の粒度の業態を設定するものとする。 |
製品カテゴリの業務領域 | 当該製品カテゴリが通常使用されると想定される業務領域を設定する。業務領域に関しては、「業種・業務領域対応表」から一つ以上を選択。または別紙の粒度を参考に業務領域を設定する。 |
製品カテゴリの省力化効果 | 当該製品カテゴリが、どのような生産工程・サービス提供の業務フローにおける課題の解決に資するか説明をする。 |
製品カテゴリの製品の普及率 | 政府統計、業界団体等により集計された統計等。それが存在しない場合は推定根拠。 |
製品カテゴリで想定される市場規模 | 政府統計、業界団体等により集計された統計等。それが存在しない場合は推定根拠。 |
製品カテゴリにおける省力化指標の算出式 | 当該製品カテゴリが対象業種の業務領域においてどのような省力化効果を生み出すかを説明する。 |
製品カテゴリにおける省力化指標の基準値 | 基準値は、有識者委員会等の承認を経て認定され、この基準値を満たす必要がある。 |
製品カテゴリの製品の製造を行っている主要な事業者 | |
製品カテゴリの使用が想定される中小企業の規模や状況等 | |
製品カテゴリの審査等を担当する工業会等の名称及び連絡先 |
業種・業務領域対応表
出典:製品カテゴリ 登録指針
製品カテゴリについてはコチラ!
製品カテゴリ登録に関するQ&A
Q.製品カテゴリを登録するのは誰ですか?
A.当該製品を生産することが想定される事業者等を主な会員とする工業会等です。
Q.省力化製品を製造しているが、製品カテゴリ登録はどこに問い合わせればいいですか?
A.製品カテゴリの申請については、製品カテゴリを生産することが想定される事業者等を主な会員とする工業会等が行います。
対象となりうる工業会等の方は中小企業庁中小企業省力化投資補助事業ホー ムページをご確認ください。
Q.製品カテゴリの意見提出方法について教えてください。
A.意見提出方法のお問合せについては、中小企業庁中小企業省力化投資補助事業ホー ムページをご確認ください
カタログ登録について
登録可能な製品
人材不足に悩む中小企業等に対して、IoT、ロボット等の人材不足解消に効果がある汎用製品が対象となります。
幅広い業種に対応した製品が登録可能です。
■カタログ登録可能な製品
・機械装置
・システム構築費(導入・運用・保守に関する費用)
※「ソフトウェアのみ」では申請不可
■具体例
・自動清掃ロボット
・自動配膳ロボット
・スチームコンベクションオーブ 等
登録対象外の製品
以下のような商品は「省力化投資補助金カタログ型」の補助対象外です。
・ソフトウェアのみの製品
・一時的利用を目的とした製品
・自動化・省力化が望めない製品
・未完成で大幅な改修が必要な製品
・既存の製品機能の拡張や性能向上を目的とした製品
・他の製品と組み合わせて初めて効率化が可能となる製品
・非常に高価で、補助金の枠を超えるコストがかかる製品
・効率化や省力化ではなく製品の機能向上や品質向上にのみ寄与する製品
カタログ登録の件数
カタログ登録の件数は、カテゴリ数300種×各カテゴリ型番100種=合計30,000種の機器の登録が想定されています。
カタログ登録に関するQ&A
Q.製品カテゴリーの登録が完了したが、省力化製品を登録できますか?
A.HPに公開されている省力化製品カテゴリは受付中となっております。
該当申請様式に必要事項を記載の上、該当工業会へ申請ください。(詳細は製品登録要領に記載されます)
Q.カタログ登録申請の際、複数の省力化製品を同時に登録することはできますか?
A.省力化製品を登録する際、複数の製品・複数の汎用製品と導入経費を混在して登録することはできま せん。
同時に複数台申請する場合は、それぞれ個別に申請用のシートを作成し、申請を行う必要があります。
Q.省力化製品・導入経費の最低利用期間はありますか?
A.省力化製品は、納品後1年未満での利用解除は補助金返還の対象となります。
詳細は省力化製品 登録要領をご確認ください。
また、補助事業により取得する資産については、法に基づき売却、転用、破棄等の財産処分に制限が課されます。
Q.製品審査申請書 ②製品審査申請書 製品価格欄 ①小売り希望価格について、 「値引き後に最終ユーザーが購入する価格」とは何を指すのですか。
A.値引き後に消費者にかかる一般的な価格を指します。
Q.製品審査申請書 ②製品審査申請書 導入に要する経費の内容について、建物、付帯設備の資産性向上にかかる導入費の具体例を教えてください。
A.例えば製品設置に伴い、建物の電気工事を行う場合は対象外となります。
Q.製品審査申請書 ④カタログ掲載情報について、添付する製品写真のファイル形式に指定はありますか?
A.申請書に添付できるファイルの形式であれば、問題ございません。
Q.製品審査申請書 ④カタログ掲載情報について、添付する製品写真の画像サイズに指 定はありますか?
A.10MB以内の画像で添付ください。
Q.製品審査申請書について、複数の製品の登録申請する場合、1つのファイルで申請できますか?
A.1申請につき、1ファイルでの申請となります。
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「省力化投資補助金カタログ型」のベンダー登録・カタログ登録は、申込順で審査受付がされる予定です。
審査資料は要件や審査観点に沿っていない場合、差し戻しが発生し公募開始に間に合いません。
3月下旬の公募開始時点で自社製品をカタログ登録していれば、お客様に御社の製品を選んでもらえるチャンスが広がります!
「確実に第一公募までにカタログ登録したい。けど時間もないし審査に通るか不安……」
という製品生産・販売メーカー様。
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