このコラムでわかること
1.省力化とは?
2.省人化とは?
3.それぞれの違い
4.省力化・省人化に活用できる2024年の補助金
省力化投資補助金やものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠、大規模成長投資補助金などなど、補助金や政策の中で頻繁に耳にする言葉として、「省力化」と「省人化」があります。
このコラムでは、そもそも「省力化」や「省人化」とはどういう意味?それぞれの違いは?などの疑問にわかりやすく解説しています!
2024年の中小企業向け補助金において、今最も注目されているワードは「省力化」「省人化」。 今更人には聞けない「そもそも省人化や省力化ってどういう意味....?」とう疑問にわかりやすく解説しています!
このコラムでわかること
1.省力化とは?
2.省人化とは?
3.それぞれの違い
4.省力化・省人化に活用できる2024年の補助金
省力化投資補助金やものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠、大規模成長投資補助金などなど、補助金や政策の中で頻繁に耳にする言葉として、「省力化」と「省人化」があります。
このコラムでは、そもそも「省力化」や「省人化」とはどういう意味?それぞれの違いは?などの疑問にわかりやすく解説しています!
「省力化」は、文字通り「力を省くこと」を意味します。つまり、人間の労力を削減し、機械や技術を活用して業務を行うことを指します。
たとえば、自動化された生産ラインやロボットによる作業などがその代表例です。
省力化の目的は、作業時間の短縮や生産性の向上、人的ミスの低減などです。
これにより、企業はコスト削減や品質向上を実現し、競争力を高めることができます。
一方、「省人化」は、従業員数を削減することを意味します。
これは、業務の合理化や効率化によって同じ業務をより少ない人員で行うことを指します。
たとえば、業務プロセスの見直しやアウトソーシングによって人員を減らすことが考えられます。
省人化の目的は、人件費の削減や組織の軽量化、効率の向上などです。
ただし、省人化が適切に行われない場合、業務の品質や生産性に悪影響を及ぼす可能性もあります。
「省力化」と「省人化」は、両者とも効率化や生産性向上を目指す点では共通していますが、その手段などが異なります。
省力化は技術や機械を活用して作業を効率化し、人間の労力を削減することを重視します。
一方、省人化は人員を減らすことによって組織の効率を向上させることを目指しています。
2024年のものづくり補助金では、あらたに「省力化(オーダーメイド)枠」が新設されました。
人手不足の解消に向けて、デジタル技術を活用した専用設備(オーダーメイド設備)の導入等により、 革新的な生産プロセス・サービス提供方法の効率化・高度化を図る取り組みに必要な設備・システム投資等を支援します。
補助額は最大1億円で、2024年のものづくり補助金の中で最も手厚く支援される枠となっています。
活用イメージ
熟練技術者が手作業で行っていた組立工程に、システムインテグレータ(SIer)と共同で開発したAIや画像判別技術を用いた自動組立ロボットを導入し、完全自動化・24時間操業を実現。
その結果、組立工程における生産性が向上するとともに、熟練技術者は付加価値の高い業務に従事することが可能となった。
この枠について以下のコラムでわかりやすく解説しています!
👉ものづくり補助金「省力化(オーダーメイド枠)」枠とは?
これは中小企業などの売上拡大や生産性向上を促進するための補助事業で、人手不足に悩む中小企業に対して、IoTやロボットなどの人手不足解消に効果のある汎用製品を導入するための事業費の一部を最大1,500万円まで補助するものです。
これにより、簡易で即効性がある省力化投資を促進し、中小企業の付加価値額や生産性向上を図り、賃上げにつなげることを目指しています。
対象となる製品は、省力化投資補助事業で登録されたカタログに掲載されているものです。
また、これらの製品は販売や導入支援を行う「省力化投資事業者」から購入する必要があります。
この点は、IT導入補助金のITツール導入の仕組みと類似しています。
公募の開始は3月下旬であり、申請受付は4月から開始される予定です。
活用イメージ
【製造業】※従業員数15名の場合
補助対象経費の例: 生産工程の自動化を行うロボットやAI搭載機器の導入
補助金の効果: 製造プロセスの効率化や品質向上の強化が期待されます。
補助額:たとえば、1機器あたり600万円である場合、対象経費の1/2である300万円を受給
補助額や、補助の対象となる製品、スケジュールなどについてくわしくは、以下のコラムをご覧ください!
■省力化投資補助金のコラム
👉省力化投資補助金とは?
👉個人事業主も対象?
👉カタログ型とは?
👉カタログ対象商品を解説!業種別どんな製品が対象に?
「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」は、2024年に新設され、補助上限額がなんと50億円(補助率1/3以内)という中小企業向けの補助金の中でも圧倒的に大規模な補助金として注目されています
地域の雇用を支える中堅・中小企業が人手不足等の課題に対応し、成長していくことを目指して行う大規模投資を促進し、地方においても持続的な賃上げを実現することを目的としておいます。
この補助金は、地域にインパクトのある事業計画が求められ、近年注目の省力化により労働生産性向上を目指す事業者を支援しています。
中堅企業も対象となっており、拠点拡大や生産性向上、従業員のモチベーション向上を目指す企業にとって有用な補助金となっています。
その他対象者や、活用方法、スケジュールなど詳しい内容は以下のコラムをご覧ください!
👉中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金とは?
省力化と省人化は、ビジネスや産業における効率化の手段として重要です。
適切な手法を選択し、組織や業務プロセスを改善することで、持続可能な成長と競争力の強化を実現できます。
さらに、2024年政府では「省力化・省人化」の推進を目指した補助事業が複数新設されています。
補助金を活用することで、新たな技術や設備の導入、省力化・省人化への投資が可能となります。
省力化・省人化を考えている事業者は、2024年に補助金が行われている機会に、積極的に補助金を活用してみることをおすすめします。
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