小規模事業者持続化補助金でJグランツにログインする方法!2025年の変更点も解説

小規模事業者持続化補助金の申請には、「Jグランツ」というオンラインシステムを使用します。 最近、このJグランツが注目を集めています。その理由は、これまで原則として本人が行う必要があった補助金申請において、代理申請が可能になる見込みが高まっているからです。 本コラムでは、Jグランツのログイン方法や、小規模事業者持続化補助金の申請手順を分かりやすく解説します。
梅沢 博香

更新日:

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この記事を監修した専門家

監修専門家: 井上卓也行政書士

井上 卓也

代表・行政書士

補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。

慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。 『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。 リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。

Jグランツとは?

Jグランツは、中小企業庁が提供する補助金申請のためのオンラインシステムです。
小規模事業者持続化補助金をはじめ、国の補助金申請に広く利用されています。
このシステムを使えば、補助金の申請をすべてオンラインで完結できるため、書類の郵送が不要になり、手続きの負担を大幅に軽減できます。
Jグランツを使用するために、GビズIDプライムアカウントが必要です。

GビズIDプライムとは?

GビズIDプライムは、法人や個人事業主が1つのIDとパスワードで、さまざまな行政サービスや補助金申請をオンラインで利用できるアカウントです。
GビズIDプライムを持っていると、以下のような手続きをスムーズに行うことができます。

  • 補助金申請(小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金、事業再構築補助金 など)
  • 社会保険や雇用関連の電子申請
  • 法人設立や税務手続き などの行政サービス利用

GビズIDプライムを利用するには、事前に申請が必要です。申請は書類郵送またはオンラインで行えます。一度取得すれば、更新の必要はありません。
取得すると、従業員向けの「GビズIDメンバー」アカウントも発行でき、会社全体でスムーズに行政手続きを進めることができます。

Jグランツのログイン方法と申請方法

1.ログインする

  1. jGrantsサイトを開き、画面右上の「ログイン」をクリックします。
  2. するとログイン画面に移動するため、さらに「GビズIDでログインする」をクリック。
  3. GビズIDのログイン画面になるので、アカウントID・パスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

2.申請したい補助金を検索する

Jグランツを開くと、最新のお知らせが表示されるトップページが開きます。
「補助金を探す」をクリックすると、キーワードや業種から補助金を検索できるページに移動します。
Jグランツ補助金検索出典:Jグランツ公式サイト
これらの機能はログイン不要で利用可能です。
例えば、「小規模事業者持続化補助金」と検索すると、そのキーワードに関連する補助金が表示されます。
Jグランツ小規模事業者持続化補助金.出典:Jグランツ公式サイト
ただし、小規模事業者持続化補助金は独自の申請システムを使用することが多いため、Jグランツから申請できるかどうかは公募ごとに確認が必要です。

3.Jグランツ上で入力していく

Jグランツが利用できる場合は、事業者の基本情報を入力し、必要なファイルを添付して申請します。
この際、基本情報はGビズIDの登録情報が自動で反映されるため、入力の手間を省くことができます。

なぜ今、Jグランツが注目されているのか?

コンサルタントや士業などの専門家の間で、Jグランツの申請システムが大きな注目を集めています。
その理由について、詳しく解説します。

2025年、Jグランツで代理申請が本格化

最近、Jグランツ上で代理申請の練習用ページが公開され、実際の運用に向けた準備が進んでいます。
これまで補助金申請は「事業者本人が行うのが原則」とされ、オンラインでの代理申請は認められていませんでした。
しかし、Jグランツの公式サイトでは、「Jグランツでの申請・代理申請を練習するための環境を開設しました。」と正式に発表され、2025年に入り、代理申請の実装が本格化しています。
この新制度により、補助金申請の手続きがよりスムーズになり、専門家による代理申請が可能になることで、事業者の負担が軽減されると期待されています。
代理申請.出典:Jグランツ公式サイト

代理申請とは?

「代理申請」とは、Jグランツを利用した補助金申請の際に、事業者自身での作成が難しい場合に、行政書士などの専門家が申請を代理で作成することを指します。
具体的には、事業者(委任元)がGビズID上で行政書士等(代理申請者)に委任を依頼することで、代理申請者がJグランツ上で申請書を作成します。
ただし、最終的な申請の提出は、代理申請者ではなく事業者自身が行う点に注意が必要です。

デジタル庁の方針と代理申請者の対象

デジタル庁の資料「補助金の電子申請化率向上に向けたJグランツの新機能追加及び取組について」によると、以下の専門家が対象とされています。」

  • 補助金申請の代理 → 行政書士
  • 助成金申請の代理 → 社会保険労務士(社労士)

また、行政書士向けに代理申請の講習会が開催されることも発表されており、デジタル庁が代理申請者として特に行政書士・社労士を想定していることはほぼ間違いないでしょう。
ただし、「等」という表現が使われているため、他の国家資格者が関与できる可能性も考えられます。(例えば、弁護士が含まれる可能性もあります。)
今後の新しい情報に注目したいところです。

小規模事業者持続化補助金申請を行政書士にサポートしてもらうには?

なぜ代理申請が解禁されるのか?

Jグランツ上での代理申請が認められようとしている背景には、従来のシステムにおける不正アクセスの問題があると考えられます。
これまで代理申請が認められていないシステムでは、事業者のID・パスワードを代理人(専門家など)に渡し、代理人が事業者になりすまして申請するケースが頻発していました。
本来、第三者が事業者のアカウントでログインすることは不正アクセスにあたる可能性があり、原則として禁止されています。(ただし、一部では信頼関係のもと認められるという見解もあります。)

特に中小企業庁の補助金では、不正アクセス対策としてログ解析の強化が進められています。こうした状況を踏まえ、正式な代理申請の仕組みを導入し、一部の国家資格者に正式な権限を与えることで、補助金の適正な運営を確保しようとしているのかもしれません。
この変更により、補助金申請の透明性が向上し、事業者・専門家双方にとってより安全かつスムーズな申請が可能になることが期待されています。

小規模事業者持続化補助金の申請代行を依頼できる?

Jグランツの管轄はあくまでもデジタル庁

Jグランツはデジタル庁が運営しているシステムですが、補助金自体の運営は経済産業省や中小企業庁が担当しています。
このため、行政間で意思が完全に共有されているとは限らず、すべての補助金がJグランツで申請できるわけではありません。

実際に、一部の補助金では従来通り独自の申請システムが使われる可能性もあります。
例えば、小規模事業者持続化補助金は、Jグランツで申請できる場合と、独自のシステムで申請が必要な場合があり、公募ごとに確認することが重要です。
Jグランツの普及が進むにつれて、代理申請の解禁など利便性が向上していますが、補助金の申請方法が一律でない点には引き続き注意が必要です。

Jグランツが使えるのならば確実に便利になる!

もしJグランツで代理申請が正式に導入されれば、小規模事業者持続化補助金をはじめとするさまざまな補助金の申請が大幅に楽になるでしょう。
今後も代理申請に関する新たな情報やシステムの実際の運用状況が明らかになっていくはずです。どのような形で活用できるのか、今後の展開が楽しみですね。

小規模事業者持続化補助金の申請時にJグランツで提出する書類

小規模事業者持続化補助金の申請時にJグランツで提出する書類をまとめました。

オンラインシステム内に入力するもの

  • 申請書
  • 経営計画兼補助事業計画①(様式1)
  • 補助事業計画②(様式2)
  • 補助金交付申請書(様式5)
  • 宣誓・同意書(様式6)

添付するもの

  • 事業支援計画書(様式4)
  • 貸借対照表及び損益計算書(直近1期分)の写し【法人のみ】
  • 株主名簿の写し【株式会社、特例有限会社のみ】
  • 直近の確定申告書または開業届の写し【個人事業主のみ】

任意で必要なもの

  • その他特例等で必要と定められている書類
  • 政策加点を申請する場合は該当する加点で定められている書類
小規模事業者持続化補助金の必要書類を不備なく準備する方法とは?

小規模事業者持続化補助金のJグランツに関するよくある質問

Q1. GビズID【gBizIDプライム】の取得にはどれくらいの期間がかかりますか?

GビズID【gBizIDプライム】の取得には、申請後、約3~4週間程度かかります。
詳細については、GビズIDの公式ホームページをご確認ください。

Q2. 暫定gBizIDプライムアカウント(暫定ID)で申請できますか?

いいえ、暫定IDでは申請できません。
申請には正式なgBizIDプライムアカウントが必要です。

Q3. Jグランツで申請した場合、申請データが入った電子媒体を郵送する必要がありますか?

郵送の必要はありません。
実績報告や精算払い請求などの手続きも、すべてJグランツ上で完結します。

Q4. Jグランツの推奨利用環境は?

Jグランツを利用する際は、以下の最新バージョンのブラウザをご使用ください。
※その他のブラウザでは、申請時にエラーが発生する可能性があります。

  • Windows:Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge(※1)
  • macOS:Google Chrome、Firefox、Safari
  • Android:Google Chrome

※1 Microsoft Edgeは、一部のバージョンで制限がある場合があります。

Q5. Jグランツで実績報告書を提出する方法は?

「最終提出期限」または「補助事業完了から起算して30 日」のいずれか早い日までに、Jグランツ入力手引に従ってjGrantsに登録してください。
参考:Jグランツに関するよくある質問

変わっていく補助金のシステム

2025年、補助金の制度そのものが変わる中で、申請システムも大きく進化しています。
Jグランツの代理申請解禁など、より便利な仕組みが整いつつありますが、補助金申請には事業者自身の事業計画と実際の事業遂行が不可欠です。
補助金の活用を成功させるためには、信頼できるサポーターと共に進めることが重要です。
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Jグランツの公式サイト
小規模事業者持続化補助金の公式サイト

監修者からのワンポイントアドバイス

補助金申請は原則、電子申請で行う形式が主流となっています。補助金申請の期間は短いことも多くあります。そのため事前に電子申請のアカウントを取得しておくことをお薦めさせて頂きます。こうすることで活用したい補助金の公募が開始されたらすぐに取り掛かることができます。

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