目次
ポイント
採択結果は交付決定事業者一覧やマイページで確認できる
採択結果の発表日は公式サイトで事前に公開されている
採択結果の発表は申請締切日の約1か月半後
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)の採択結果はいつ発表?
デジタル化・AI導入補助金の採択結果は、原則として申請締切日の約1か月半後に発表されます。
結果待ちの期間はやや長めですが、過去の公募スケジュールを見ると、おおよその目安は共通しています。採択結果が発表されるまでの目安は以下の通りです。
採択結果は、申請締切日から約6週間後に公表されるケースが多い
発表日は、公募要領や公式サイトで事前に案内される
発表時間は、12時〜15時頃になることが多いとされています
たとえば、申請締切日が5月12日の場合、採択結果は6月18日前後に発表された実績があります。
※あくまで過去実績に基づく目安であり、すべての回次で同一とは限りません。

採択結果はどのように通知される?
交付申請内容の審査が完了すると、デジタル化・AI導入補助金事務局から交付決定通知が行われます。交付決定通知は、申請時に登録した補助事業者担当者およびIT導入支援事業者に対して、メールで送付されます。
あわせて、交付決定通知書は申請マイページからダウンロードできるようになります。通知書は、補助事業の実施や後続手続きに必要となる重要な書類のため、申請者自身で必ず保存しておきましょう。
交付決定通知を受けた時点で、申請者は正式に補助事業者となり、交付決定日以降に補助事業を開始することが可能になります。
なお、交付決定前に事業を開始してしまうと、補助対象外となるため注意が必要です。採択結果や交付決定に関する最新情報は、以下の公的機関の一次情報で確認できます。
採択結果は、まず公式サイトで公表され、その後メール通知が行われる流れが一般的です。「まだメールが届かない」という場合でも、先に公式発表が出ていないか確認することをおすすめします。
デジタル化・AI導入補助金の採択結果はどこで確認できる?
採択結果は公式サイトと申請者マイページの2か所で確認できる
採択結果はAI導入支援事業者にも共有される
公式サイトの「交付決定事業者一覧」に掲載されていない場合は不採択
デジタル化・AI導入補助金の採択結果は、公式サイトと申請者マイページの2か所で確認できます。いずれも公的な一次情報であり、結果確認の際は必ずチェックしておきたいポイントです。
公式サイトの交付決定事業者一覧で確認する
採択結果は公式サイトに掲載される交付決定事業者一覧で確認できます。この一覧には、交付決定を受けた事業者の情報がまとめて掲載されており、申請した回次ごとに公開されます。申請者は、自社名や管理番号などを照合しながら確認します。
該当回次の交付決定事業者一覧に自社名が掲載されていない場合、原則としてその回次では不採択となります。
申請者マイページで確認する
もうひとつの確認方法が、申請者マイページです。交付申請内容の審査が完了すると、申請者マイページ上で交付決定のステータスが反映され、交付決定通知書をダウンロードできるようになります。
マイページでは、採択・不採択の結果だけでなく、今後の手続きに必要な情報も確認できるため、公式サイトとあわせて必ず確認しておくことが重要です。また、採択結果や交付決定に関する情報は、申請者本人だけでなく、IT導入支援事業者にも共有されます。
デジタル化・AI導入補助金の採択後の流れは?
交付決定前の発注・契約・支払いはすべて補助対象外
実績報告までに、ITツールの導入・利用開始が完了している必要がある
マイページでの承認操作を忘れると補助金が受け取れない
IT導入補助金に採択された後は、決められた手順に沿って補助事業を進める必要があります。全体の流れは公式サイトでも図解されていますが、ここでは重要なポイントに絞って解説します。

1.交付決定
申請内容の審査が完了すると、事務局から交付決定が行われます。この交付決定を受けてはじめて、補助事業を開始できます。
2.ITツールの発注・契約・支払い
交付決定後に、ITツールの発注・契約・支払いを行います。交付決定前にこれらの手続きを行った場合、補助金の交付対象外となるため注意が必要です。実務上は、交付決定日を起点に契約書や請求書の日付を管理することが重要になります。
3.事業実績報告
ITツールの導入・支払いが完了した後、事業実績報告を行います。実績報告では、ITツールの契約・納品・支払いが確認できる証憑書類を提出します。
報告の流れは以下のとおりです。
補助事業者が申請マイページから情報入力・証憑添付を行う
AI導入支援事業者が内容を確認・補足
最終確認後、補助事業者が事務局へ提出
実績報告期間内に正しく報告が行われなかった場合、補助金を受け取れなくなるため注意が必要です。
4.補助金額の確認・承認
事務局による確定検査後、補助事業者は申請マイページで補助金交付決定額を確認します。内容に問題がなければ、SMS認証による承認操作を行います。この承認が行われない場合、補助金は交付されません。
5.事業実施効果報告
補助金交付後も、定められた期限内に事業実施効果報告を行います。申請マイページから必要事項を入力し、IT導入支援事業者の確認を経て提出します。
デジタル化・AI導入補助金は不採択でも2回目の申請はできる?
デジタル化・AI導入補助金は、不採択となった場合でも次回以降の公募で再度申請できます。本制度は、1年度の中で複数回の申請締切が設定されています。
そのため、ある回で不採択だった場合でも、次回に向けて申請内容を見直したうえで再申請できます。実際、初回は不採択でも、内容を改善して2回目で採択されるケースは珍しくありません。
再申請の際は、前回と同じ内容をそのまま提出するのではなく、申請内容の改善が重要です。特に、次の点は見直しておきたいポイントです。
ITツール導入の目的が明確か
業務改善の内容が具体的に説明できているか
IT導入による効果を、数値や事例で示せているか
たとえば、「作業時間をどの程度削減できるのか」「売上管理や請求業務がどう効率化されるのか」など、定量的な説明を補足するだけでも評価が変わる可能性があります。
なお、「不採択後の再申請」と「すでに採択・交付決定を受けた後の2回目申請」は意味が異なります。不採択だった場合は、原則として次回以降も申請可能ですが、すでに交付決定を受けている場合は、申請枠や経過期間などの条件確認が必要になります。
IT導入補助金は2回目の申請はできる?
よくある質問
Q:デジタル化・AI導入補助金の交付決定通知書とは何ですか?
IT導入補助金の交付決定通知書とは、申請内容の審査が完了し、補助金を交付することが正式に認められたことを示す公的な書類です。
この通知書が発行された時点で、申請者は正式に補助事業者となります。
交付決定通知書には、補助事業者名、交付決定日、交付決定された補助金額などが記載されており、申請マイページからダウンロードします。交付決定日より前にITツールの発注・契約・支払いを行った場合、補助金の対象外となるため注意が必要です。
Q:各締切回で不採択だった場合、次回以降の締切回までに再申請はできますか?
各締切回で公表される採択結果において不採択となった場合でも、次回以降の締切回までに再申請は可能です。IT導入補助金では、1度不採択になった事業者を排除するルールは設けられていません。
そのため、不採択後に申請内容を見直し、業務改善内容やIT導入効果を具体化したうえで再申請することができます。実際に、初回は不採択でも、2回目の申請で採択される事例は多く見られます。
Q:デジタル化・AI導入補助金では、同一の事業者は何回まで申請できますか?
デジタル化・AI導入補助金の公募期間中、1法人・1個人事業主あたり1申請のみとされています。交付決定についても同様に、原則として1回までです。
ただし、以下の申請枠については、同一期間中でもそれぞれ申請し、交付決定および補助金の交付を受けることが可能とされています。
インボイス枠(インボイス対応類型・電子取引類型)
セキュリティ対策推進枠
一方で、複数社連携IT導入枠との重複申請はできません。また、いずれかの締切回で不採択となった場合、または補助金の交付を受ける前に申請を取下げた場合は、この限りではありません。
なお、法人が申請する場合、支社・支店・営業所単位での個別申請は認められておらず、法人単位での申請となります。
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監修者からのワンポイントアドバイス
デジタル化・AI導入補助金は大変人気のある補助金の一つで全業種で申請できる貴重な補助金となっています。加点項目を確実に取得し、具体性のある事業計画の策定が採択の近道です。専門家に早めに相談し、無理のないスケジュールで進めて行くと良いでしょう。

補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。 慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。

