事業再構築補助金「第11回」の採択発表日はいつ?過去の傾向から徹底解析!

事業再構築補助金の第11回公募の採択結果の発表日を、過去の発表日をもとに徹底分析!
中本 明日香

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現在、事業再構築補助金では第11回の採択発表を控えています。
第11回公募は2023年10月6日(金)に申請の受付を終了しましたが、採択結果の発表日は明確には公表されていません
第11回公募の申請をされた方は、だいたいいつごろに発表されるのか、知っておきたいところですよね。
実は、過去の発表日を調査すると、事業再構築補助金の採択発表日はある程度パターン化されています!
結論から言うと、第11回公募の採択発表日は、2024年1月11日(木)~2024年1月16日(火)あたりに採択発表があるのではないかと予想しました!
※2023年12月15日追記:公式サイトより採択結果の発表日の延期の発表がありました。
採択結果の発表は「令和6年2月1~2日」と予想します!
なぜ、この予測に至ったのか、今回は事業再構築補助金の第11回公募の採択結果の発表日はいつごろを予定されているのか、過去の採択結果の発表日を見ながら予測できる日時を徹底分析しました!
ご興味のある方は、ぜひご覧ください!
※なお、この記事はあくまで個人が推測する予測であり、実際の採択日は予想と異なることがあります。

事業再構築補助金とは

事業再構築補助金は、変化する経済社会に対応するための事業再構築を支援してもらえる補助金です。
新型コロナウイルスの影響、変化する経済社会の影響を受けた中小企業などが、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編などを行い、事業の再構築を図る際、その事業にかかった経費を補助してもらえます。

・新分野展開とは…主たる業種や事業を変更せずに、新しい製品の製造や、新しい商品、サービスを提供することで、新たな市場に進出すること。
・業態転換とは…今まで行っていた商品やサービスそのものは変えずに、製品などの製造方法の変更や、商品やサービスの提供方法を変更すること。
・事業転換とは…新たな製品の製造や、新たな商品、サービスを提供することにより、主たる業種を変更せずに、主たる事業を変更すること。
・業種転換とは…新たな製品の製造、新たな商品、サービスを提供することにより、主たる業種を変更すること。
・事業再編とは…会社法上の組織再編行為などを行い、新たな事業形態のもとに、新分野展開、事業転換、業種転換または業態転換のいずれかを行うこと。

2023年の事業再構築補助金について具体的に解説している下記の記事もあわせてご覧ください。
【変更点一覧】事業再構築補助金の第10回公募開始!令和4年度→令和5年度どう変わった?
事業再構築補助金 公式サイトはこちら!

事業再構築補助金の採択率はどのくらい?

前回10回の採択率は、約48%でした。
第1回から第10回までの採択率は、約36%~約51%。
第10回公募までのすべての採択率は以下の結果が出ています。

第1回公募の採択率:約36%
第2回公募の採択率:約45%
第3回公募の採択率:約44%
第4回公募の採択率:約45%
第5回公募の採択率:約46%
第6回公募の採択率:約50%
第7回公募の採択率:約51%
第8回公募の採択率:約51%
第9回公募の採択率:約45%
第10回公募の採択率:約48%

事業再構築補助金 採択率推移グラフ
事業再構築補助金の過去の採択率について、以下の記事でくわしくまとめています!

事業再構築補助金「第10回」の採択結果発表!過去の採択結果まとめ

事業再構築補助金第11回公募の採択結果が発表されるのはいつ?

気になる事業再構築補助金の採択結果の発表日を予測していきます。
第11回の公募要領には、採択発表は、「令和5年12月下旬~令和6年1月上旬頃」 と記載されていました。

 

事業再構築補助金 採択予定スケジュール
出典:「事業再構築補助金公募要領(第11回)」より


※2023年12月15日追記:公式サイトより採択結果の発表日の延期の発表がありました。
採択結果の発表予定は「令和6年1月下旬~2月上旬ごろ」です!


すでに採択発表が行われている第10回までは、締め切りから発表日まで、どのくらいの日数だったのか見てみましょう。
過去の採択結果の発表日はいつ?

■第1回公募の採択結果発表日
締切日:2021年5月7日(金)
採択発表日:2021年6月16日(水)緊急事態宣言特別枠
採択発表日:2021年6月18日(金)通常枠・特別枠・グローバルV字回復枠
●締切から1か月後と9日後に採択発表
■第2回公募の採択結果発表日
締切日:2021年7月2日(金)
採択発表日:2021年9月2日(木)
●締切から2か月後に採択発表
■第3回公募の採択結果発表日
締切日:2021年9月21日(火)
採択発表日:2021年11月30日(火)
●締切から2か月と9日後に採択発表
■第4回公募 の採択結果発表日 
締切日:2021年12月21日(火)
採択発表日:2022年3月3日(木)
●締切から2か月と10日後に採択発表
■第5回公募の採択結果発表日
締切日:2022年3月24日(火)
採択発表日:2022年6月9日(木)
●締切から約2か月半後に採択発表
■第6回公募の採択結果発表日
締切日:2022年6月30日(木)
採択発表日:2022年9月15日(木)
●締切から約2か月半後に採択発表
■第7回公募の採択結果発表日
締切日:2022年年9月30日(金)
採択発表日:2022年2022年12月16日(木)
●締切から約2か月半後に採択発表
■第8回公募の採択結果発表日
締切日:2023年1月13日(金)
採択発表日:2023年4月7日(木)
●締切から2ヶ月23日後に採択発表(ここからやや発表日までの日数が伸びる)
■第9回公募の採択結果発表日
締切日:2023年年3月24日(金)
採択発表日:2023年6月15日(木)
●締切から2か月22日後に採択発表
■第10回公募の採択結果発表日
締切日:2023年年6月30日(金)
採択発表日:2023年9月22日(金)
●締切から2か月23日後に採択発表

過去の締切日から採択発表日を比べてみると、初回の第1回公募のみ約1か月後に採択結果の発表がされています。
第2回公募以降は、2か月~2か月半後に発表。
さらに第8回~第9回には少し伸びて、締切から2か月23日~24日後に発表が行われています。

過去の発表予定日と実際の採択結果発表日をみて発表日を予測!

参考に、第10回公募まで予定されていた採択発表日と、実際の発表日がどのようになっていたのか、見ていきましょう。
過去の予定されていた採択発表日と実際の採択発表日はいつ?

■第1回公募 
採択予定日:2021年6月上旬~中旬ごろ
実際の採択発表日:
→2021年6月16日(水)緊急事態宣言特別枠
→2021年6月18日(金)通常枠・特別枠・グローバルV字回復枠
■第2回公募
採択予定日:2021年8月下旬~9月上旬ごろ
実際の採択発表日:2021年9月2日(木)
■第3回公募
採択予定日:2021年11月中旬~下旬ごろ
実際の採択発表日:2021年11月30日(火)
■第4回公募
採択予定日:2022年2月下旬~3月上旬ごろ
実際の採択発表日:2022年3月3日(木)
■第5回公募
採択予定日:2022年6月上旬~6月中旬ごろ
実際の採択発表日:2022年6月9日(木)
■第6回公募
採択予定日:2022年8月下旬~9月上旬ごろ
実際の採択発表日:2022年9月15日(木)
■第7回公募
採択予定日:2022年11月下旬~12月上旬頃
実際の採択発表日:2022年12月16日(金)
■第8回公募
採択予定日:2023年3月下旬~4月上旬頃
実際の採択発表日:2023年4月7日(金)
■第9回公募
採択予定日:2023年6月上旬~中旬頃
実際の採択発表日:2023年6月15日(木)
■第10回公募
採択予定日:2023年8月下旬~9月上旬頃(その後9月下旬に延期すると発表がありました。)
実際の採択発表日:2023年9月22日(金)

過去の採択結果の発表日を見てみると、すべて予定日である「○○頃~○○頃」のうちの最後の方に発表が行われています。
■例:上旬~中旬の場合→中旬
そして曜日を見てみると圧倒的に木曜日もしくは金曜日に発表されることが多いようです。
第11回の採択予定時期は、上で説明した通り12月下旬~1月上旬なので、これまで通りのスケジュールであれば、1月上旬に発表される可能性が高いです。
以上を踏まえて、以下のことに注目していきます。

  • 過去の採択予定日の後半が「上旬」であった場合の実際の採択発表日
  • 正月明けなので、事業再構築補助金の過去1月の動きに注目

■過去の採択予定日の後半が「上旬」であった場合の実際の採択発表日

過去の採択日の後半が月の「上旬」であった場合の具体的な日にちに注目します。
※第10回は当初は上旬予定でしたが、アナウンスがあり下旬に変更されましたので省きます。

■第2回公募
採択予定日:2021年8月下旬~9月上旬
実際の採択発表日:2021年9月2日(木)
■第4回公募
採択予定日:2022年2月下旬~3月上旬
実際の採択発表日:2022年3月3日(木)
■第6回公募
採択予定日:2022年8月下旬~9月上旬
実際の採択発表日:2022年9月15日(木)
■第7回公募
採択予定日:2022年11月下旬~12月上旬
実際の採択発表日:2022年12月16日(木)
■第8回公募
採択予定日:2023年3月下旬~4月上旬
実際の採択発表日:2023年4月7日(木)

※補足

第6回公募の採択結果の発表日が予定されていたのは、「2022年8月下旬~9月上旬」でしたが、実際の採択発表日は「9月15日」でした。さらに第7回では、1日遅れて16日に発表が。
「15日前後は、中旬では……?」と思い採択発表前に事務局に問い合わせをしてみると「事務局の表す上旬とは、15日あたりまでのこと」との回答がありました。
中旬でも9日、15日に発表されているのですが……。月の上旬は事務局が忙しいのでしょうか。

■事業再構築補助金のこれまでの「1月(正月明け)」の動きに注目

※2023年12月15日追記:公式サイトより採択結果の発表日の延期の発表があり、採択結果の発表予定は「令和6年1月下旬~2月上旬ごろ」のため、この「1月」の情報は予測に含みません。
説明したとおり、11回公募は「1月上旬」に採択発表があることが予測できますが、今回の場合、1月の頭は正月になります。
おそらく少なくとも1~3日は事務局も稼働していないことが予測できますので、このあたりの発表は考えにくいです。
過去に、今回11回と同じように「12月下旬~1月上旬」が採択予定時期となる公募回があればわかりやすいのですが、残念ながらありません。
ですので、事務局が過去1月上旬に1番最初に動きがあった日にちを調べてみました!
事業再構築補助金のスケジュール
出典:事業再構築補助金公式ウェブサイト
第8回電子申請受付のお報せ画面
出典:事業再構築補助金公式ウェブサイト

  • 2022年は1月20日に公募の開始(公募要領公開)
  • 2023年は、1月13日に第8回の公募締切をアナウンス

20日はさすがに「中旬」に入りそうですし、2024年の1月13日は、土曜日です。
そして、木曜日もしくは金曜日の発表が多い。
これらを踏まえた結果、2024年1月11日(木)~2024年1月16日(火)あたりに採択発表があるのではないかと予想しました!
ただし、締切から発表日までの日数を考えると、これまでの最長である2か月24日後の場合、12月30日です。
これまでの傾向を覆して、「下旬〜上旬」の前半である12月下旬に発表がある可能性も考えられますが、これまで遅れ気味である事務局の動向や年末年始の直前に発表があるのかという点で、可能性は低いのではないかと考えます。
(ただし、あくまでも予測ですので大幅にずれることもあると思っておいてください。)

※2023年12月15日追記:公式サイトより採択結果の発表日の延期の発表があり改めて予想しました!
採択結果の発表予定は「令和6年1月下旬~2月上旬ごろ」、これまでの傾向でいうと、「2月上旬」に発表があるのでは?ただし、今回は「延期」が行われています。前回10回の採択結果発表も「2023年8月下旬~9月上旬頃」から「9月上旬頃」に延期されています。この時の実際の発表日は9月22日。これまでの「下旬予定」の傾向よりも早めです。
ということで、延期をした上に、2月の15日まで引っ張ることは考えにくい?と予想し、発表の多い曜日も踏まえ、2月1(木)、2日(金)のいずれかに発表がある可能性が高いのではないでしょうか。
第2の予想候補として、初の1月下旬に発表がある可能性も出てきました。
2月2日までになければ第3の候補は、2月5~9日の週です。実際の発表日はどうなるのでしょうか。注目です。

■採択結果発表の時間はいつ?

採択結果の発表の時間も気になるところです。 事業再構築補助金の過去第10回までの採択発表はすべて18:00ごろの発表となっています。 ということは第11回公募の発表も18:00ごろの可能性が高いと考えられますね。

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