【2024年2月最新】「トリガー条項」凍結とは?ガソリン代はいつから何円安くなる?

ガソリン代の高止まりが続く中、浮上しているのが「トリガー条項」の凍結解除。 「トリガー条項」の凍結が解除されるとガソリン代が安くなります。
梅沢 博香

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トリガー条項凍結解除
■このコラムはこんな人におすすめ!
「トリガー条項」凍結解除についてわかりやすく知りたい
ガソリン代が「いつからどのくらい安くなるのか」知りたい

「トリガー条項」とは?

最近ニュース等でよく耳にする「トリガー条項」。
「トリガー条項」とは、ガソリン価格が値上がりしたときに、価格を引き下げる措置のことです。
ガソリン税は現在、1リットルあたり53.8円が課税されていますが、本来の課税28.7円に25.1円上乗せされています。
「トリガー条項」が発動されると、この上乗せ分の25.1円が免除されてガソリン代が安くなります。

「トリガー条項」発動でガソリン代はいくら安くなる?

「トリガー条項」が発動されるとガソリン代が25.1円安くなりますが、発動には以下のルールがあります。  
■「トリガー条項」発動の条件
レギュラーガソリンの平均小売価格が1リットルあたり160円を3か月連続で超えた場合に「トリガー条項」が発動されます。
その後、130円を3か月連続で下回ったタイミングで発動が停止されて元の価格に戻ります。
現在のレギュラーガソリンの平均小売価格が1リットルあたり170円と高止まりが続いています。(2024年2月7日現在)
ではなぜ「トリガー条項」が発動されないのでしょうか?

「トリガー条項」凍結!その理由は?

発動されればガソリン代が安くなる「トリガー条項」ですが、実は今発動できない状態にあります。
2011年に東日本大震災が起きた際、復興財源を確保するため、「震災特例法」という法律で「トリガー条項」の発動を凍結する措置が取られたからです。
結局、一度も発動することがないまま今に至っています。

凍結を解除するには、「震災特例法の改正」という高いハードルを越える必要があります。
 また、「トリガー条項」を凍結解除をした場合には、次のような問題点があるため慎重な話し合いが必要とされています。

・灯油や重油は対象外
・地方の税収が減る 等

「トリガー条項」は凍結解除される?

「トリガー条項」の凍結解除は検討中です。(2024年2月7日現在)
「トリガー条項」をめぐっては、岸田総理大臣が去年、凍結解除も含め検討を進める考えを示したことを受けて、自民・公明・国民民主の3党の実務者が協議を行っています。
国民民主党の玉木代表が今年の4月にガソリン価格を抑えるための補助金が終わることを踏まえ、凍結解除を決断するよう求めました。
しかし、岸田総理大臣は「5月以降の燃油価格の安定が重要だというのは同感だ。至急検討したい」と述べるにとどめました。
引継ぎガソリン代をめぐる動きについてコラムにて分かりやすくお伝えします。
出典:NHK

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