LINE ヤフーもターゲットに、サイバー攻撃とは!?
LINEヤフーもターゲットとなってしまった「サイバー攻撃」。
「サイバー攻撃」とは、インターネット上に保管されている個人情報などをターゲットに攻撃者がアタックを仕掛け、情報を抜き取る手法。
おもに「ブルートフォースアタック」や「SQLインジェクション」などさまざまな方式があるのですが、今回どのような手法が使われたのかは分かりません。
注意しなければならないのが、一般的に「サイバー攻撃」というと、大手企業がターゲットという認識が多いのですが、実はそうではなく、一般企業もターゲットになります。
というよりも、最近はAIなどの技術で、無差別的に行われることが多く、皆様の企業ホームページや個人情報が狙われるケースも多々あります。
「サイバー攻撃」を防ぐには
さて、そんな中「サイバー攻撃」を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか。
手っ取り早いのがインターネットにそもそも接続しないということですが、このご時世ネットに繋がないで仕事はできませんので、現実的ではありません。
ではそのほかの手法はどのようなものがあるのでしょうか。
そのために対策する方法が「セキュリティーソフト導入」です。セキュリティソフトとはどのようなものなのでしょうか。
簡単に言えば、そのような「サイバー攻撃」を事前に対策するソフトです。
ただし導入費用が発生しますので、なかなかそこまでコストがかけられない・そもそも発生していないから稟議が下りにくいという事業者が多いのが現実です。
【IT導入補助金2023】セキュリティソフト導入に使える「セキュリティ対策推進枠」とは?
「IT導入補助金2023」の「セキュリティ対策推進枠」は、独立行政法人情報処理推進機構が公表する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているサービスの導入費用が補助される補助金です。
「IT導入補助金2024」でもセキュリティ対策ソフトが補助されます!
詳細は以下のコラムをご覧ください。
「IT導入補助金2024」でセキュリティソフトをお得に導入する!
「サイバーセキュリティお助け隊サービス」とは、国が認めた基準をクリアしたセキュリティサービスで、相談窓口や簡易サイバー保険などの各種サービスをワンパッケージで安価に提供することを要件としています。
サイバー攻撃への対処として不可欠なサービスを中小企業などに効率的に安く提供しています。
「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」には、提供するサービス名と、それを取り扱う事業者(商工会議所や民間企業)が一覧で掲載されています。
「セキュリティ対策推進枠」の補助対象となるサービスは、「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているもの、かつ、IT導入支援事業者が提供しているものである必要があります。
補助対象となるサービスの検索方法
- (1) 「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」から利用したいサービスを選ぶ
- (2) 「IT導入補助金2023」の公式サイトの「IT導入支援事業者・ITツール検索」で、(1)のサービスを扱っているIT導入支援事業者を探す
- (3) (2)で検索してヒットしたIT導入支援事業者に自分で問い合わせる
- 「セキュリティ対策推進枠」の公募要領
- 「IT導入補助金2023」公式サイト(前期)
- 「IT導入補助金2023」公式サイト(後期)
- IT導入支援事業者・ITツールを検索する
- サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト
- 【IT導入補助金2023・令和5年度版】専門家が徹底解説してみた!
【IT導入補助金2023】「セキュリティ対策推進枠」導入費補助率1/2、 補助上限100万円
キュリティ対策推進枠」を使ってセキュリティソフトなどを導入すると、導入額の半額が補助されます。
また、補助下限は5万円、上限額は100万円です。
■例(1):250万円のセキュリティソフトなどのITツールを導入
250÷2=125
100万円を超えるので、100万円まで補助される。
■例(2):10万円のセキュリティソフトなどのITツールを導入
10÷2=5
5万円が補助される。
【IT導入補助金2023】「セキュリティ対策推進枠」の5つのポイント!
(1)「gBizID プライム」アカウントの取得が必要
「IT導入補助金2023」の交付申請には、「gBizIDプライム」アカウント(ID・パスワー
ド等)が必要となります。
gBizIDは、複数の行政サービスを1つのアカウントにより利用することのできる認証システムです。
一回取得すれば他の補助金に申請するときも使えるので便利です。
(2)申請前にみらデジ経営チェックをする
「みらデジ経営チェック」は、経営課題解決に向けた”気づき”につながるチェックツールです。
PC・スマホから5分程度で自社の経営課題をデジタル化の進捗度チェックできます!
料金は無料です。
またその結果をもとに「みらデジリモート相談」で専門家へ無料で相談を受けることもできます!
(3) 「通常枠」と「デジタル化導入基盤類型」といっしょに申請できる
「セキュリティ対策推進枠」は、「通常枠」と「デジタル化導入基盤類型」といっしょに申請できます。
「セキュリティ対策推進枠」で申請する「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」のセキュリティソフトなどを、他の枠でも申請することはできないのでご注意ください。
■併用可能な例:
「セキュリティ対策推進枠」……会計ソフトウェア
「通常枠」……顧客管理ソフトウェア
「デジタル化導入基盤類型」……「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」のセキュリティソフト
(4)労働生産性の伸び率が3年後に3%以上の数値目標を立てる
「セキュリティ対策推進枠」の申請要件のひとつに「労働生産性の伸び率の向上について、3年後の伸び率が 3%以上の実現可能かつ合理的な数値目標を作成すること」があります。
労働生産性は、売上、原価、従業員数、就業時間から計算します。
■労働生産性の計算方法:
粗利益(売上-原価)÷(従業員数×1人あたり勤務時間(年平均))
(5)「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されている。かつ、IT導入支援事業者が提供しているサービスが補助対象となる
【IT導入補助金2023】「セキュリティ対策推進枠」のスケジュール
スケジュールは随時更新されていきますので公式サイトをご覧ください。
また、サイトは前期と、後期がありますので注意が必要です。
【IT導入補助金2023】「セキュリティ対策推進枠」の採択率は9割強!
2022年度の「IT導入補助金2022」の「セキュリティ対策推進枠」の平均採択率は、約97%でした。
ちなみに、「通常枠」の採択率が約60%「デジタル化基盤導入類型」の採択率が約80%。
「セキュリティ対策推進枠」の採択率は、他の枠よりもかなり高くなっています。
また、「セキュリティ対策推進枠」は、「通常枠」や「デジタル化基盤導入類型」に比べて申請者数が少なく、2022年度の申請数は平均で約42%でした。
「IT導入補助金2023」への申請は弊社がサポートいたします!
セキュリティ対策を行い、脆弱性を防ぐことで、アタック攻撃を受けてもいくらかは防ぐことができるばかりか、「IT導入補助金2023」も活用できるというのは嬉しい話です。
しかしながら、申請に当たっては、細かい手続きが必要になり、専門的な知識が必要になってきます。
「リアリゼイション」ではそのようなお悩みをお抱えの事業者様をお助けいたします。
是非ともお声がけください。