【2023年 小規模事業者持続化補助金】チラシなどの広告費に最大50万円の補助! ネット広告費も対象?
「お店の商品を紹介するチラシを作る」「新聞に商品を新聞に載せる」などのかかる広告費は「小規模事業者持続化補助金」の補助対象になります!
本コラムでは広告費の種類や実際にもらえる補助金額などについて解説します。
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【2023年】「小規模事業者持続化補助金」とは?
「小規模事業者持続化補助金」は、小規模事業者は新たな販路の開拓や販売促進のために使える補助金です。
以下、「小規模事業者持続化補助金」の申請から受給までの流れです。
出典:「小規模事業者持続化補助金」公式サイト
「小規模事業者持続化補助金」は商工会・商工会議所の支援を受けながら行います。
たとえば、申請に必要な書類の一部は商工会・商工会議所が発行します。
商工会・商工会議所の会員でなくても発行依頼できます。
必要書類をそろえ事務局に申請した後、採択が発表。
採択された後に計画書に書いた事業を実施、事務局に実績報告を行った後に補助金がもらえます。
「小規模事業者持続化補助金」は、「申請→事業を実施→補助金が支給」の順番であることに注意しましょう!
「小規模事業者持続化補助金」の対象者
会社・組合などの営利法人または個人事業主(開業届提出済の方)で、以下に当てはまる方が対象となります。
商業サービス業……5人以下
宿泊、娯楽業……20人以下
製造業その他……20人以下
2023年「小規模事業者持続化補助金」公式サイト
「小規模事業者持続化補助金」公募要領
「小規模事業者持続化補助金」のパンフレット
お気軽にご相談お気軽にご相談くださいませ!!
【2023年小規模事業者持続化補助金】チラシなどの広告費が補助されます!
「小規模事業者持続化補助金」では広告費をはじめウェブサイト関連費や展示会など出店費など11項目の費用が補助対象になります。
出典:「小規模事業者持続化補助金」公式サイト
たとえば、「新規顧客を獲得するためにチラシを作りたい」「お店のホームページを開設したい」などという場合に活用できます。
【2023年小規模事業者持続化補助金】どんなものが広告費になるの?
「小規模事業者持続化補助金」では「パンフレット・ポスター・チラシ等を作成および広報媒体等を活用するために支払われる経費」が広告費とされています。
補助事業計画に基づく商品・サービスの広報を目的としたものが補助対象です。
単なる会社のPRや営業活動に活用される広報費は補助対象外です。(販路開拓に繋がる商品・サービスの名称や宣伝文句が付記されていないもの)
広告費として補助対象になるもの
- チラシ・カタログの外注や発送
- 新聞・雑誌等への商品・サービスの広告
- 看板作成・設置
- 試供品(販売用商品と明確に異なるものである場合のみ)
- 販促品(商品・サービスの宣伝広告が掲載されている場合のみ)
- 郵送による DM の発送
「販促品」についてですが、「商品やサービスのリンクに飛べるQRコードがプリントされたクッキー」や、「商品やサービス名がプリントされたタオル」などが該当します。
広告費として補助対象にならないもの
- 試供品(販売用商品と同じものを試供品として用いる場合)
- 販促品(商品・サービスの宣伝広告の掲載がない場合)
- 名刺
- 商品・サービスの宣伝広告を目的としない看板・会社案内パンフレットの作成・求人広告(単なる会社の営業活動に活用されるものとして対象外)
- 文房具等
- 金券・商品券
- チラシ等配布物のうち未配布・未使用分
- 補助事業期間外の広告の掲載や配布物の配布
- フランチャイズ本部の作製する広告物の購入
- 商品販売のための動画制作
- 販路開拓のために必要なシステム開発
「試供品」についてですが、商品サンプル試供品製作は、販路開拓が目的であること、販売用商品と試供品が明確に異なるものであれば対象となり得ます。
【2023年小規模事業者持続化補助金】ウェブや動画に関する広報費用は「ウェブサイト関連費」!
ウェブや動画に関する広報費用については、ウェブサイト関連費で計上します。
広告費では計上できない点にご注意ください。
以下、すべてウェブサイト関連費になります。
(1)ホームページに掲載するバナー掲載(ネット広告)の経費
(2)ホームページ作成を業者に依頼する場合の経費
(3)システムの購入はウェブサイト関連費
(4)ホームページに買い物かごを追加する費用
(3)については原則、ウェブサイト関連費ですが、販路開拓などのための特定業務用ソフトウェアの購入は機械装置等費で計上可能です。
〈販路開拓等のための特定業務用ソフトウェアの例〉
・新サービス提案のための設計用3次元CADソフト
・販促活動実施に役立てる顧客管理ソフト
・POS ソフト((様式2)〈補助事業計画〉Ⅰ.3.業務効率化(生産性向上)の取組内容に記載し
た場合に限る)
【2023年小規模事業者持続化補助金】「小規模事業者持続化補助金」でもらえる補助金はいくら?
チラシやカタログなどの広報費用として計上した場合のもらえる補助金額について解説します。
「小規模事業者持続化補助金」でもらえる補助金は、公募要領で定められている補助率と補助上限額を使って計算します。
出典:「小規模事業者持続化補助金」のパンフレット
このように「小規模事業者持続化補助金」は通常枠と、それ以外の特別枠に分かれています。
通常枠、特別枠のいずれか1つの枠のみ申請可能です。
たとえば、通常枠で広告費が30万円の場合のもらえる補助金額を計算してみます。
補助率2/3×30万円=20万円
補助上限額50万円以下なので20万円もらえます。
また広告費が100万円だった場合は、
補助率2/3×100万円=67万円
補助上限額50万円以上になったので、もらえる補助金額は補助上限額の50万円となります。
【2023年小規模事業者持続化補助金】申請開始と締切はいつ?
「小規模事業者持続化補助金」は年に数回行われており、直近では、「第 12 回公募」の申請を受け付けています。(2023年4月20日現在)
第12回公募のスケジュール
申請締切:2023年6月1日(木)
※「事業支援計画書」(様式4)発行の受付締切は原則2023年5月25日(木)です。
この日まで、商工会・商工会議所に連絡を取って様式2・3を提出してください。
採択結果発表:未定(8月上旬と予想)
第13回公募のスケジュール
申請開始:未定
申請締切:2023年9月7日(木)
※事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則2023年8月31日(木)
採択結果発表:未定(11月上旬と予想)
「小規模事業者持続化補助金」の2023年度のスケジュールを確認する
※商工会・商工会議所への様式4の発行依頼については、以下のコラムをご覧ください。
【小規模事業者持続化補助金】商工会・商工会議所の会員以外でも申請可能?
まとめ
「小規模事業者持続化補助金」ではチラシやDMなどの広告費が補助される補助金です。
最大50万円まで補助されるので、コストを抑えて自社の商品・サービスを宣伝したい事業者さまにぴったり。
一般的なチラシや看板の他に、QRコードがプリントされた販促品なども広告費に含まれることもあります!
オリジナリティあふれる広告を出して、自社の商品・サービスの魅力を伝えてみませんか?
「小規模事業者持続化補助金」の申請代行は弊社におまかせください!
「新規客を獲得するためにチラシを作って自社の商品やサービスを宣伝したい!」
「自社製品を新聞に載せてアピールしたい!」
とお考えの事業主さま。
「小規模事業者持続化補助金」を使えばその広告費の2/3が補助されます!
現在申請を受け付けている第12回公募の締切は6月1日。
「新年度が始まって忙しくて申請の準備ができなそう……」
「初めての申請なので採択されるか不安!」
そんなときは弊社におまかせください。
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