低所得世帯の中高生へ、大学受験費用を補助の方針:2024年度から開始を検討

家庭の経済状況にかかわらず、子どもたちの進学を後押しするため、低所得世帯の中高生向けに大学受験費用の補助制度が検討されています。 この制度により、経済的な理由で大学進学を諦めていた子どもたちも、安心して大学受験に臨むことができるようになると期待されています。
横山 紗季

公開日:

更新日:

低所得世帯の中高生の受験費用などを補助

厳しい経済状況のなか、受験生を抱える家庭にとって嬉しいニュースです。
こども家庭庁は低所得世帯の中学3年生と高校3年生を支援するため、新しい補助制度を導入する方針です。
「家庭の経済状況にかかわらず進学の機会を提供すること」を目的としており、2024年度からの開始が検討されています。
中学3年生には模擬試験費用を、高校3年生には大学受験費用と模擬試験費用を補助される予定です。

出典:NHKニュースの「低所得世帯の中高生の受験費用などを補助へ こども家庭庁」はこちら
こども家庭庁|公式ホームページはこちら

受験・試験補助の対象者

  • 低所得世帯:住民税非課税世帯
  • ひとり親世帯:児童扶養手当を受給している世帯

受験・試験補助の補助額

  • 中学3年生:模試にかかる費用※金額未定
  • 高校3年生:およそ5万円程度……大学入学共通テストや大学の受験料の補助として

受験費用と大学の学費

  • 大学入学共通テスト(3教科以上受験の場合):約1万8000円
  • 国公立大学の2次試験:約1万7000円
  • 私立大学の受験料:約3万~3万5000

受験費用は受験する種目や選択した大学によって異なるため、上記は一般的な受験費用の目安です。

「事業を始めたいけれど資金がこころもとない……」を解決する補助金はこちら

まとめ

経済状況による教育格差は、子どもの将来に大きな影響を及ぼす問題です。
政府の補助により、こうした格差を軽減し、子どもたちが将来の選択肢を広げられる環境づくりが求められています。

関連記事はコチラ

【2023年10月最新】住民税非課税世帯給付金!支給はいつから?
児童手当の支給、年3回から6回に倍増に変更!開始はいつから?

「設備投資」や「資金調達」のお悩みはありませんか?

本コラムをお読みの個人事業主や小規模事業者の皆様!
「設備投資」や「資金調達」にお悩みはありませんか?

あなたのビジネスのその課題、補助金の活用で解決するかもしれません!

たとえば、こんな補助金が活用できる可能性があります。

・IT導入補助金
・ものづくり補助金
・事業再構築補助金
・小規模事業者持続化補助金

あなたのビジネスにぴったりな補助金・助成金は以下のフォームから無料で診断できます!