事業再構築補助金とは
事業再構築補助金は、ウィズコロナ時代の今、変化する経済社会に対応するための事業再構築を支援してもらえる補助金です。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業などが、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編などを行い、事業の再構築を図る際、その事業にかかった経費を補助してもらえます。
2023年の事業再構築補助金の具体的な内容は、下記の記事で解説しています!
事業再構築補助金獲得を目指す方へ!「生活関連サービス・娯楽業」において採択されやすい新規事業をご紹介します。 ぜひ、自社の事業再構築のヒントとしてご活用ください!
事業再構築補助金は、ウィズコロナ時代の今、変化する経済社会に対応するための事業再構築を支援してもらえる補助金です。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業などが、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編などを行い、事業の再構築を図る際、その事業にかかった経費を補助してもらえます。
2023年の事業再構築補助金の具体的な内容は、下記の記事で解説しています!
事業再構築補助金の採択率は、約46%(採択発表済みの全9回公募分の平均採択率)。
申請者の半数以上が不採択という結果になっています。
(詳細:【採択率は?】事業再構築補助金「第9回」の採択結果発表!過去の採択結果まとめ)
事業再構築補助金の採択を受けるためには、採択されやすい事業計画書を作成する必要があります。
また、採択されやすい新規事業のトレンドを把握することも重要です。
事業再構築補助金の公式ページでは、「採択されやすい新規事業やテーマ」が発表されています。
採択されやすいポイントや新規事業に焦点を当てることで、採択される可能性が高まります。
今回は、「生活関連サービス業・娯楽業」における採択されやすい事業テーマや新規事業(補助事業)をご紹介します。
さらに、以下の記事では7つの業種別に採択されやすい新規事業についてまとめています。ぜひ参考にしてください!
「生活関連サービス業」は、日常生活に関わる様々なサービスを提供する産業です。たとえば、清掃業、フォーム業、ガーデニング業などが該当し、生活環境の改善や便利さ向上を目指す業種です。
「娯楽業」は、娯楽やエンターテイメントを提供する産業です。
映画館、ゲーム開発、音楽業界などが該当し、楽しみやエンターテイメント体験の提供を目指す業種です。
生活関連サービス業は基盤支えるサービス提供。一方娯楽業は娯楽やエンターテイメントの需要を満たすサービス提供で、一部で重なる場合もあります。
たとえばハウスクリーニング業は、生活関連サービス業として位置付けられつつも、清掃作業自体が娯楽的な要素を持つこともあります。
事業再構築補助金獲得の秘訣!7つの「採択されやすい新規事業」は?
出典:事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック(経済産業省)
経済産業省が申請率・採択率から分析した「生活関連サービス業・娯楽業」の結果を見てみます。
上の図の「有望度高」の枠内にあるテーマが申請率と採択率がともに高い事業テーマで、「有望度中」は申請率が低く、採択率が高い事業テーマです。
■「生活関連サービス業・娯楽業」での「有望度高」の新規事業(事業テーマ)
1.教室、研修事業の展開
特徴:スポーツ、音楽等趣味の習い事教室や、美容師等専門職向けの研修
採択事例:映像制作事業を活かしたオンラインスクールの開講
2.クリーニング、洗濯代行サービスの展開
特徴:衣服、布団等を対象にデリバリーや衛生対策等で非接触に工夫
採択事例:布団クリーニングのデリバリーサービス事業
3.葬儀サービスの新展開
特徴:核家族化の進行やコロナ禍による小規模葬儀のニーズへの対応
採択事例:小規模葬儀に特化した葬儀会館の整備
3.ペット関連事業
特徴:人間の葬儀で培った参列者の気持ちに寄り添う葬儀のノウハウを活かし、ペット向け葬儀事業を施行
採択事例:葬儀業のノウハウを活かしたペット葬儀事業への参入
■「生活関連サービス業・娯楽業」での「有望度中」の新規事業(事業テーマ)
1.介護関連事業
特徴:高齢者や障がい者の介護サービス展開
採択事例:介護施設利用者の衣類の洗濯事業への参入
2.アウトドアを中心とした・体験型サービス
特徴:グランピングやキャンプ等アウトドア事業の展開
採択事例:ゴルフ場、ホテル、温泉施設と併設したグランピング事業の実施
3.コインランドリー事業の展開
特徴:既存事業の立地条件・周辺環境の特徴を活かしたコインランドリー事業の展開
採択事例:駅前立地を生かしたクリーニングとコインランドリーによる洗濯のワンストップサービス
4.結婚式、婚活関連事業
特徴:コロナ禍による結婚式需要減少の中、フォトウェディングや美容小物・衣装レンタルを実施
採択事例:フォトウェディング向け美容小物・衣装のレンタル事業
事業再構築補助金の申請にあたり、将来性や市場の需要を考慮した新しい事業を選択することが重要と言えます。
事業の成長を実現するためには、成長が見込まれる市場や将来の拡大が期待される分野を選ぶと有利となるでしょう。
ただし、単にトレンドに乗るだけでなく、自社の状況を分析し、候補となる事業テーマを総合的に評価する必要があり、複数の観点からの考慮が重要です。
自社の特徴や強みを活かして差別化ができるかどうかを検討しながら、事業再構築のテーマを決定しましょう。 技術力、ブランド価値、ネットワーク、顧客基盤など、自社が持つ独自の強みを最大限に生かせる事業テーマを選ぶことで、競争力を向上させることが可能となります。
全体的な分析と評価を通じて、自社に最も適した事業テーマを選ぶことをおすすめします!
どんなに素晴らしい事業計画を練っていても、申請の際に提出する「事業計画書」の書き方が悪く内容が審査員に伝わらなければ、残念ながら不採択となってしまいます。
「事業計画書」の書き方について下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【個人事業主向け】「事業再構築補助金」第9回公募はいつまで?採択される計画書の特徴とは?
事業再構築補助金の採択を受けるためには、事業テーマのポイントを押さえることや事業計画書の書き方に注意することが重要です。
しかし、これらを分析し、計画書を作成するには相当の時間と労力が必要となり、忙しい事業主さまにはかなりハードルの高い作業です。
そこで専門家のサポートを受けることで下記のようにさまざまな面で有利となります。
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