【東京都】卵子凍結に助成金 健康な女性も対象! 開始時期は?
12日の会見で健康な女性が将来の妊娠・出産に向けて卵子を凍結保存する際の助成制度をつくるため、調査への協力を要件にした凍結保存にかかる費用を支援するなどが発表されました。
この助成制度は、2023年度(令和5年度)より開始される予定です。
東京都の小池都知事は、今月12日、健康な女性の卵子凍結への補助を検討する方針を発表しました。 今回の助成金で卵子凍結にかかる費用がいくらまかなえるのでしょうか?
12日の会見で健康な女性が将来の妊娠・出産に向けて卵子を凍結保存する際の助成制度をつくるため、調査への協力を要件にした凍結保存にかかる費用を支援するなどが発表されました。
この助成制度は、2023年度(令和5年度)より開始される予定です。
東京都は現在、がん治療などに伴う卵子凍結には費用を支援しています。
しかし、卵子凍結をする女性の9割であることが調査で分かりました。
この結果について、日本受精着床学会は、「女性の有職率が上がったことで将来に備えて卵子を凍結保存するニーズが増えていると考えられる」と考察しています。
東京都は、この調査結果などを参考に支援策を検討していくことしました。
出典:NHK
東京都は、健康な女性が卵子の凍結保存を行う際の助成制度をつくるため、医療機関と連携し、凍結を行う理由や年齢などについて調査を行うことになりました。
助成金の対象者と金額は次のとおりです。
助成対象 | 助成額 |
調査への協力が得られた女性 | 凍結に係る費用の助成や協力金として30万円程度を支援 |
社員の福利厚生として卵子凍結の費用の補助などを新たに行う企業 | 60万円程度を助成 |
卵子を凍結保存しており、妊娠に向けて治療を行う女性 | 60万円程度を助成 |
卵子凍結にかかる費用は卵子凍結を行う卵子の数や期間、クリニックによって異なるため、一概には言えません。
相場は事前検査から採卵、凍結保存まで約30~60万円くらいです。
今回都が発表した取り組みでは、「調査への協力が得られた女性」に対する助成金は30万円程度なので、卵子凍結に60万円がかかった場合、半分の費用がまかなえることになります。
出典:六本木レディースクリニック
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