補助金申請にはどのような背景があったのでしょう?
IT Coachは、Web・SNSを活用して何かをしたい企業や事業者(例えば飲食店・美容室などの店舗オーナー)と、ITスキルがあって支援をしたいと思っているIT人材を結びつけ、企業や事業主がITでやりたいことを実現していくサービスです。これをより大きくしていくためには投資がいるので、事業再構築補助金を申請しました。
実は、弊社は、昨年2020年4月に前に行っていたMemberという立ち上げ支援の事業を売却しまして、メインの事業がなくなりコロナの影響もすこしあり売上・取引も減って、次に何をするか考えていました。
知人の会社に声をかけてもらい、SNSやWeb関係のコンサルもしてみてたんですが、コロナ禍で「HPやECサイトを作りたい、SNSのプロモーションをしたい」といった相談がすごく増えたんですよね。デジタル化、特にSNS・Web関係のニーズがより高まっているなと。
ただ、こういった相談に自分だけでひとつずつ対応するよりも、多くの人を巻き込んでビジネスを拡大していくのが良いなと思いました。
そういったストーリーがみえてきたので、補助金も活用し「事業を作りなおし、思い切って投資して事業再構築をしていくこと」を考えました。
リアリゼイションを知ったきっかけはなんだったのでしょう?
「事業再構築補助金」で検索した時に出てきた広告です。なぜリアリゼイションを選んだかというと、「テンプレート」や「添削サポート」のプランがあったのが大きいです。
他の支援会社や士業の方の多くは「申請サポートのサービス」しかなくてわりと高額でした。正直、事業計画は自社で作れるので、定額でテンプレートを頂いたり添削をサポートしてくれるというのが自分のニーズに合っていました。
また、問い合わせをしたときにレスポンスも早く、コミュニケーションも堅いかんじではなくメール・チャットを活用してスピーディーに実施でき、弊社のトーンと合っていたので、取り組みやすいなと感じました。
価格も、高額な成功報酬が求められる他の申請サポート会社さんと比較するとリーズナブルでしたし、弊社のような中小ベンチャー企業でも求めやすかったです。そのあたりが決め手ですかね。
実際にサービスを利用してみていかがでしたか?
テンプレート・フォーマットをご用意いただいているので、自分でレイアウトを考えなくていいのがまず良かったですね。こういった補助金の資料は、Wordやドキュメント形式です。Wordやドキュメントで見やすいレイアウトの作り方はかなり参考になりました。
また、自社・自分達だけで事業計画を普通につくっていると、どうしても客観的な視点が足りずよくわからない事業計画になりがちだと思いますが、補助金に慣れているプロが添削してくれるので、平易な言葉に言い換えたり、補助金の観点で見るとこういう書き方がいいですよ、とアドバイスをくれるので助かりましたね。わかりやすい資料にすることができ、通過率も良くなったと思います。助かりました。
また、今回のように事業計画を一度しっかり作っておけば、他の補助金・助成金の申請時や、社員の採用面談や投資家さんへの説明にも内容を使い回すことも可能です。そういった意味でもしっかりと作りこんで良かったです。
今後の事業展開や他補助金活用の予定は?
申請したのは東京都の創業助成事業と持続化補助金(低感染リスク型)ですね。こちらの書類もおかげさまで通りました!添削してもらったものが役立っているなと思います。
事業展開でいうと、獲得した補助金を活用して、プラットフォーマーとして事業を拡大していく。そのために採用や広告宣伝に力を入れていきたいですね。